薔薇(バラ)はお好きですか?青と黒と、そして赤
2016/09/11
バラの花には様々な色がありますが、花屋で扱っている「真っ青なバラ」は茎から青い色素を吸わせて着色したものです。青色のバラは自然には存在しなかったんですね。でも、2006年にサントリーフラワーズという園芸会社が遺伝子操作で青薔薇(バラ)を作り出しました。その品種名が「アプローズ」(正式名称:SUNTORY blue rose APPLAUSE)。できあがるまでに14年の歳月を要したとか。
この「アプローズ」の花は真っ青ではありません。下がWikipediaから引用させていただいた「アプローズ」の画像です。薄い赤紫という色合いでしょうか。
一方、黒薔薇(バラ)は自然のものがあって、トルコ産。下のような色合いです。真っ黒ではありません。
しかし、grapeとういうサイトの情報によれば、夏に咲く花だけが真っ黒になり、また黒くなる要因はユーフラテス川流域特有の土壌と気候だそうです。同じ品種を別の場所に持って行って育てても真っ黒のバラにはならないと書かれています。そのサイトに掲載されている写真をみると地元のものは本当に真っ黒です。
さて、薔薇(バラ)の色は豊富なので花の色ごとに花言葉が違うようですが、 「青」 とか 「黒」 はどのような花言葉なのでしょうね?気になったので調べてみました。
- 青いバラ - 「夢かなう」(品種の開発元であるサントリーフラワーズ決めた花言葉)
- 黒いバラ - 「貴方はあくまで私のもの」、「恨み」、「憎しみ」
不倫をすると、ある日突然 「黒薔薇」 が送られてくるとか・・・・(怖)。
私は青の色素を吸わせた青いバラは見たことがありますが、「アプローズ」 や真っ黒なバラは写真以外で見たことがありません。皆さんはご覧になったことがありますか?
でも、赤いバラならよく目にしますね。赤といってもわずかな色の違いで、「緋色」、「真紅」、「紅色」、「濃紅色」、・・・と多種の赤薔薇(バラ)があって微妙です。
その微妙な色ごとに異なった花言葉がありますが、基本的に赤は 「情熱」、「愛」、「激しい恋心」 などの意味合いを含むようです。
「バラ」 を調べている時に、一輪の赤い薔薇をもったモノクロ調の女性の写真をネットで見つけました (下の写真)。 改変後の再使用が許可される写真だったので、ブログ主(Web閑人)のイメージに合わせて加工いたしました。下がオリジナルの写真です。
オリジナルの写真も大変きれいで気に入っているのですが、イメージはありがちでインパクトには欠けますね。バラの花だけがカラーで他は単色にしているので絵としての整理はついていて、絵柄はうるさくないのですが、せっかくの綺麗なモデルさんのイメージが控えめになりすぎてしまい、ちょっとつまらない。
バラの花の 「赤」 と茎葉の 「緑」 に対して人物も着色して適度な対比を作り出せたら、もっとインパクトのあるイメージになると信じて、いろいろ試しました。その結果、下のようなイメージができました。
オリジナルの写真と比較して見てください。
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