レンタルビデオの時代は終焉に近づいたのか?
2016/08/05
2016年8月4日、「【重要なお知らせ】楽天レンタルサービス終了に伴うお知らせ」 というタイトルのメールが届いた。
このたび、「楽天レンタル」 のサービスを、2016年9月30日(金)12:00をもちまして終了することとなりましたのでご案内いたします。これまで長らく 「楽天レンタル」 をご愛用いただきましたお客様に、心より感謝申し上げます。
という内容だ。
DVD を観るのに楽天レンタルを利用していたから、利用登録者にお知らせメールが来たのだね。
ネットで借りたい CD や DVD を申し込むと、赤く、薄くてぺらぺらのビニルのエンベロープに入ったディスクが送られてくる。封(ふう)をペリペリとはがす(乱暴にしちゃダメ、破けちゃうから・・・)。ディスクを抜き出して視聴する。終わったら、またもとの赤いエンベロープに戻す。最初からついている両面テープをはがし、これをくっつけて封(ふう)をする。郵便ポストに投函(とうかん)すれば返却終了。
わりと面倒なことがなく、ディスクあたりの単価も安かったので、よく利用していた。でも、安いだけあって盤面は汚かったねえ。多分、前に視聴したお方がピザでも食べながら油だらけの指でディスクの出し入れをしたかと想像できるような状態だった。何か汚い物も付着してコビコビに固まっていた DVD もたくさんあったよね。
つまり、返却したディスクのクリーニングなんて全くして無いってこと。そ~んなに不潔だったのにたくさん借りた(銭は不潔に優先する、背に腹はかえられぬ、などなど・・・)。
しかし、あれってまさか? これだったりは・・・、しないよね。↓
今や 「楽天レンタルサービス終了」 と聞くと、あの盤面にこびりついたピザのトッピングのハヘンが 「懐かしいような懐かしくないような」 一種のノスタルジックな思いにとらわれるのは私だけでしょうか?
それにしても、ストリーミング時代。DVD のような実体のあるメディアによるレンタルビデオの時代は今や終焉(しゅうえん)に至ったのか。
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